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吸血鬼の夜【SS】

目の前に、赤とも黒とも言えない『液体』の入ったグラスが一つ。
私はグラスを手に取り、口に当て、静かに傾ける。
コクリ、コクリと、喉が鳴る。
鳴らすたびに、躰の中の『血』が目覚めていく。
癒される渇きと共に溢れてくる破壊的な力。

――飲み干して。
私は、鏡に映らない自分を確認する。
影に生き、月を友とする吸血鬼に、私は新生した。
さあ、宴を始めましょう。
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